FDLの匠とは、歯科技工の最先端、オールセミックス・メタルボンド・アタッチメント・金属床 混合ケース・DSデンチャー・金属床+ハイブリッド(シンフォニー)など、歯科技工の用語や技術についてのご紹介しています。
臼歯部ハイブリッド

初診|唇側面観
初診|下顎咬合面観
初診|上顎咬合面観
ファイナル|唇側面観
先生が患者さんだったら、どんな治療を希望しますか?
- Q1.きちんと噛めること?
- ジルコニアは臼歯部2は欠損の4本ブリッジまで対応できます。メタルセラミックスでしかできなかった修復が可能です。
- Q2.見た目が自然であること?
- ジルコニアは天然歯に近い自然な透明感を再現できます。
- Q3.金属を使わないこと?
- ジルコニアはメタルフリーです。歯科用金属を使用できない症例にご使用できます。
- Q4.耐久性があること?
- ジルコニアの主成分・ジルコニアは硬いだけではなく靭性があり、マルテンサイト変態の作用でひびが拡大しにくいという特長があります。
- Q5.精度が高いこと?
- ジルコニアはクラウンだけではなく4本のブリッジにおけるマージン精度30〜50umを実現。辺縁の封鎖性が高まります。
- クラウン(前・臼歯)用フレーム
- ブリッジ(前・臼歯:4歯ブリッジまで)※合計4本までです。
ジルコニアとは
ノリタケ カタナジルコニアとして使用されているイットリア部分安定化ジルコニアは、高強度、高靭性でかつ耐蝕性に優れる素材です。 工業界においては情報通信部品、酸素センサーや燃料電池部品など広く活用されています。 また、生体親和性や耐腐食性が高いことから、医療の分野でも人工関節の素材として使われており、これらの特性より歯科補綴素材としても多いに注目が集まっています。
ジルコニアの登場により従来の素材では難しかった、臼歯を含むロングスパンブリッジの製作も可能となり、メタルフリー(金属のない)補綴の実現に寄与することと確信します。
ノリタケ カタナシステムとは
"ノリタケ カタナシステムとはジルコニアフレームを製作するためのCAD/CAMシステムです。高精度スキャナーで作業模型より正確に予測した歯列データをもとに、セラミックス
総合メーカーとして創業以来培ってきた技術により開発された「ノリタケ カタナジルコニア(※1)」ブロックを切削・焼成し、製作したものが「ノリタケ カタナジルコニアフレーム」です。
「ノリタケ カタナジルコニア」ブロックは社内において原料から一貫した製造を行っているため品質の安定はもとより9色のカラーバリエーションを取り揃えております。
「ノリタケ カタナシステム」と併せ「セラビアンZR」により、高強度でかつ審美性に優れたオールセラミッククラウンの製作が可能となると確信しております。
| ■組成 | |
|---|---|
| ZrO2 | 94.4% |
| Y2O3 | 5.4% |
| ■物性 | |
| 曲げ強度(MPa) | 1,200 |
| 熱膨張係数(50-500℃)(×10-6K-1) | 10.5 |
フレームの色調は全9色
ノリタケ カタナジルコニアフレームはホワイト並びにカラー8色の全9色あります。ジルコニアパウダーに色付けをしてありますので、
フレーム調整を行っても色調に変化はありません。

-
セラビアンZRと合わせてお使いいただくことで、より審美性の高い修復物を製作できます。また、繰り返し焼成による熱膨張の変動が少なく、ジルコニアフレーム
とのボインディング力が優れているので安心してお使いいただけます。
適合の良さ
ノリタケ カタナ ジルコニア・ブロックは社内において原料から一貫した製造を行い、パウダーに特殊処理を施した未焼結のブロック(生ブロック)です。未焼結のブロックを
切断、焼成してフレームを完成させるため焼成回数は、1回となり、焼成収縮の安定した適合性の高いフレームとなります。
適応症例単冠〜6本ブリッジ
| 適応症例 | 単冠〜6本ブリッジ(ポンティックは2歯連続まで) 禁忌症例●遊離端ブリッジ●インレーブリッジ●接着性(メリーランド)ブリッジ●3歯以上の連続ポンティック |
| コーピングの厚み | ●前歯〜犬歯:0.4mm以上●小臼歯・大臼歯:0.5mm以上 |
| 連結部 | 断面積9mm2以上 |

前歯アップ、唇側面観
右側面観
左側面観
全体、唇側面観

(仮)トライ(WAXデンチャー)
咬座印象
ファイナルデンチャー
適合に最も重要なことは、重合に方向性を持たせることです。
- 1.均一加熱乾燥

- 石こう乾燥の必要性 石こうの練和には、結晶水以上に操作性を良くするための水分が必要です。ところが、この余剰水分がレンジの重合を阻害するため、DSシステムでは、レジン注入 以前に石こうを加熱乾燥させています。
-
均一片面加熱
2つの温度センサーの組合せにより、自動的に槽内温度を変化させ、模型面の温度分布が均一になるように昇温させるとともに、その状態を維持します。この温度制御
システムにより、石こうの結晶水を飛ばすことなく、また、粘膜面全体からの同時重合を可能にします。
- 2.加熱注入+保圧重合

-
粘膜面全体から重合開始
最初に重合を開始した部位が最も重合収縮の影響を受けません。DSシステムでは、粘膜面は重合収縮の影響が少なく、適合性が向上します。 - レジンの重合収縮の補填 DSシステムでは、注入圧を持続させながら粘膜面より重合させるため、重合収縮は人工歯側スプル一部より補填できます。
- 加圧注入方式のメリット バリ取り操作が不要なため、モノマー吸引による術者への為害性が減少します。また、上下フラスコを固定してからレジンを注入するため、バリによる 咬合高径の変化も、少なくなります。
-
短時間重合
DSシステムでは、数分(2〜5分)で重合熱がピークに達し、短時間で重合します。このため、レジンモノマーの石こうに拡散する量が減少します。 - レジンの流動性 DSシステムでは、加熱したフラスコ内にレジンを注入するため、従来の注入方式に比べ、レジンの流動性が約4倍向上します。したがって、細部まで レジンが補填できます。
- 3.放冷

- 熱収縮への考慮(低温重合) フラスコの余熱により重合させるため、レジン注入後は、加熱処理が不要です。したがって、必要以上にレジンの温度を上げる危険性がなく、 熱収縮の増加もありません。
-
DSシステムの適合精度


唇側面観
咬合面観
白いだけじゃない。あなたの歯の色、透明感を忠実に再現します。
話したり、ほほえんだり。大きく口をあけて笑ったり…。
自分の歯と違和感がある治療歯や金属の詰め物で、口元が気になっていませんか?
Sinfonytm(シンフォニー 歯冠修復用マイクロハイブリッドレジン)で治療すれば、ほら、こんなに自然です。
- 自分の歯と同じ「色調」
- 透明感のある「質感」
- 歯茎も境目も「きれい」
前歯も奥歯も自然できれいに仕上がります。
前歯の治療例
奥歯の治療例
SinfonyTM
(シンフォニー 歯冠修復用マイクロハイブリッドレジン)は、超微粒子ハイブリッドレジンです。
新素材のレジンを採用。自然な透明感・優れた色調再現性とともに、黄色く変色しにくく、プラークも付着しにくくなりました。
治療後は、美しさを保つため、研磨剤が入っていない歯磨ペーストをご使用ください。ずっと満足していただくことができます。
治療はシンプルです。
たとえば奥歯の詰め物交換は、基本的には金属の詰め物と交換するだけです。
歯を1本さし代えるわけではありません。
- 1.以前の治療で金属の詰め物が入っています。
- 2.金属の詰め物をはずします。
- 3.仕上がった詰め物を接着して終了です。

